コーヒー豆の焙煎前の生豆を自家焙煎してコーヒーを楽しもう!焙煎度合いでオリジナルコーヒーを作る

生豆とは正確な読み方は「なままめ」と言い、焙煎を施す前の状態のコーヒー豆の事を指します。

最近は「きまめ」とも読まれることがありますが、「き」とは混じりけの無いという意味があるので、焙煎していない状態のコーヒー豆は生の状態という意味で「なままめ」と読むのが正解なのです。

 

コーヒーが好きで毎日飲んでいる方にとって、生豆を自宅で焙煎して飲むことは最高の状態のコーヒーを飲める方法です。

お店でお好みの銘柄を、好きな焙煎具合にしてもらって飲むのも美味しくいただける方法ですが、自宅焙煎はその過程もまるごと楽しみながら飲める方法としておすすめです。

 

ここでは自宅焙煎をしてみたい方のために、コーヒーの生豆の買い方や選び方、おすすめな銘柄などについてご紹介します。

 

焙煎は自宅でも楽しめるので、おうちでも出来るのでぜひ参考にしてみてください。

生豆を自家焙煎するメリットやデメリット

自家焙煎

コーヒー豆を生豆で購入し自宅で焙煎するメリットとデメリットとは何があるでしょうか?

本格的なイメージの強いコーヒー豆の自宅焙煎ですが、実はだれでも簡単に取り組むことができるので、あなた好みのコーヒーをおうちで楽しむことができます。

 

これからおうちでのコーヒー豆焙煎をお考えの方にもわかりやすく紹介していきますので、生豆を購入する前にぜひ参考にしてみてください。

 

生豆を自家焙煎するメリット

費用を抑えられる

生豆と焙煎された豆を比べると、焙煎されていない分生豆の方が安価です。豆の種類によって違いますが、500g850円〜販売されているところが多くあります。

焙煎された豆は安くて200g600円〜が多いので、これよりはお安いですよね。

毎日コーヒーを数杯は飲むというコーヒー好きの方にとって、なるべくコーヒー代は抑えたいところではないでしょうか。

安く費用を抑えつつ、美味しくいただける生豆は一度挑戦してみる価値があります。

 

生豆は長期保存が可能

焙煎した後のコーヒー豆は湿度や光、温度にデリケートなものなので、保存や管理方法に気を配らなければいけません。

その分、生豆は焙煎したコーヒー豆ほど気をつけなくても大丈夫です。

もちろん、湿度が高くてジメジメした場所での保存はしないほうがよいでしょう。

ですが、風通しの良い場所に置いておけば長期間の保存が可能ですので、管理も焙煎後のコーヒー豆に比べて簡単です。

 

焙煎の工程が楽しい

このメリットが自宅焙煎の一番の魅力ではないでしょうか。

自宅でお好きな道具(手持ちのフライパンや手網、焙煎機など)を使って焙煎する時間は、贅沢なひとときと言えます。

少し緑っぽい色をした生豆を丁寧に選別(欠点豆を取り除くハンドピックという作業)し、時間をかけてじっくりと焙煎していきます。

お部屋いっぱいに広がる香ばしさや、徐々に黒くなっていく豆の変化を見られるのも楽しいものです。

 

生豆を自宅で焙煎するデメリット

労力と時間がかかる

美味しいコーヒーを今すぐ飲みたい!という時は、焙煎されたコーヒー豆を淹れたほうがはるかに早く飲めます。

生豆を自宅焙煎する場合、焙煎だけでも15分前後かかり、さらにその前後にはピッキングや冷ますという作業も入ってきます。

また、好みによりますが、焙煎してすぐ飲むよりも1,2日置いてから飲んだほうがガスが抜けてこっくりと美味しくいただけます。手間暇かけること自体も自家焙煎の魅力の一つですが、手軽に楽しみたいときはおすすめできません。

 

いつも同じ焙煎具合とはいかない

その日の天候や豆の状態、道具の種類によって毎回安定した味を出すことは難しいことです。

ただ、慣れていくうちに安定して焙煎できるようになれば、こうしたデメリットも解決できるといえるでしょう。

 

焙煎後は結構周囲が汚れる

焙煎中は生豆についている薄い皮(茶皮)が網から飛び散るため、テーブルの上やキッチン・コンロの周辺が汚れます。

事前に水洗いすることにより、ある程度は茶皮を取り除けますが、それでもゼロという訳ではありません。

また、香ばしい香りも強くでるため、人によっては匂いがだめ、という方もいることでしょう。

換気扇を回したり、あらかじめ新聞紙を敷くなどの工夫が必要です。

 

ロースト前コーヒー豆の生豆ってどこで買えるの?

生豆

 

実際どこで生豆を購入すればよいのでしょうか?まずは近所のコーヒー豆屋さんに行ってみて、店員の方に聞きながら生豆を買うのが一番です。

でも自宅近くにコーヒー豆屋なんかないという方は、ネット通販も多くありますので安心してください。

 

ネット上にも色々なショップがあり、Amazonでも購入可能なので、想像しているよりは簡単に手に入れることができるのです。

ネット通販で生豆の販売を行っているおすすめのショップ!

松屋珈琲

アマゾンでも購入できる「松屋珈琲」は、お手頃な価格帯の生豆を取り扱っています。初めて生豆を購入する方におすすめです。どんな味なのかも記載されているので、お好みの豆を見つけられそうですね。

 

コロネーションコーヒー

 

無農薬栽培にこだわった生豆を購入できます。

焙煎の方法や飲み方などが初心者にもわかりやすく紹介されているので、はじめての方も安心して購入できますね。

他ではあまり購入できないような豆もあるので、豆にこだわった方にもおすすめです。

 

生豆本舗

1Kg以上いきなり購入するのは気が引ける、まずは少量から試したいという方におすすめなショップが「生豆本舗」です。

100g毎で購入ができるため、少量をたくさん飲みたい方にちょうどよいですね。

また、「この味気になる」という銘柄をちょっとお試しで飲んでみたい、という時にもおすすめです。

おいしい生豆の選び方は?産地・銘柄・特徴別おすすめ

 

生豆にも種類が多く、産地や銘柄によって味わいがガラッと変わってきます。

普段飲んでいるコーヒー豆が決まっている方はその生豆を購入すればいいのですが、たまには違ったコーヒーも試してみたい!

そんなあなたのために、産地・銘柄別でコーヒー生豆の特徴を紹介していきます。

 

コーヒーの生豆を産地で選んで探す!産地別特徴と味わいの紹介

産地によって味に違いがあるため、色々な産地の生豆を試してお好みの味を探してみましょう。

以下にいくつかの産地と味の特徴をご紹介します。

ここに記載した以外にもたくさんの豆がありますが、代表的なコーヒー豆を紹介していきますので、参考にしていただきながら、色々な味わいを楽しむ中でお好みの豆を見つけていってください。

 

おすすめ生豆の産地:ブラジル

コーヒー生産国No.1。甘い香りとすっきりとした酸味です。甘さが強くてバランスが取れたものが多いため、初心者にもおすすめです。

 

おすすめ生豆の産地:コスタリカ

「コスタリカ SHB」と表記されていることもあるコーヒー豆は、きつくない酸味と甘さが続くため、柔らかな口当たりがお好みの方におすすめです。

 

おすすめ生豆の産地:ケニア

アフリカ有数のコーヒー生産国。

しっかりとした酸味やコク、フレーバーが特徴です。個性が出ているのでわかりやすく、コーヒーに飲み慣れて自分の好みの味がわかってきた人におすすめです。

 

おすすめ生豆の産地:インドネシア

「マンデリン」や「アラビカ」などが有名です。

香り、酸味、コクのバランスがよく、強い飲みごたえを感じられます。力強くコーヒーを感じたい方におすすめです。

 

コーヒーの生豆を産地で選んで購入するときのポイント

 

豆についての栽培環境、品種、精製方法、収穫年等の情報がきちんと表記されているコーヒー豆は、それだけ管理がしっかりなされていると見てよいでしょう。

そのコーヒーがどのような場所で栽培されきたかによって、コーヒーの風味や香りなどが変わってきます。

 

これらの情報がよくわからない豆は避けたほうが無難です。

また、残留農薬などが気になる方は、オーガニック(有機JAS認定)の生豆を選ぶとよいでしょう。

 

お気に入りのコーヒー豆を見つけよう!銘柄別おすすめ生豆の紹介

 

地域別のコーヒー豆の特徴が分かったところで、細かい銘柄別のおすすめを紹介していきます。

コーヒー豆の種類はかなりたくさんありどれがいいのか迷ってしまいますので、おすすめのものを紹介していきます。

 

おすすめの生豆銘柄:サントスNo.2【ブラジル】

欠点豆の混入量で等級を分けているブラジルでは、欠点豆0は存在しないということでNo.1の等級をつけていません。

よって、No.2が最上級という認識です。面白い設定ですね。

No.2はポピュラーで人気のある銘柄で、酸味や苦味のバランスがよいので、ブレンドとしても好まれています。クセが強くないので、迷った時、安定した味わいを楽しみたいという方におすすめです。

 

おすすめの生豆銘柄:マンデリンG1 【インドネシア】

深いコクと苦味が特徴的な豆です。苦味がガツンとあるため、濃い牛乳を入れて飲むのもおすすめです。

また、甘いお菓子とも相性がよいので、おやつのお供にいかがでしょうか。

しっかりとした味わいを楽しみたい場合には深煎り、逆にフルーティーなテイストを楽しみたいときには浅煎りというように、2通り楽しめる豆です。

 

おすすめの生豆銘柄:グアテマラSHB【グアテマラ】

最高等級であるSHB規格のグアテマラSHBは豊かな香りとコク、酸味がバランスよく味わえる豆です。

上品な酸味と甘い香りは中米を代表するコーヒーといっても良いでしょう。

 

生豆の購入を考えている方は価格をチェック!毎日のコーヒーがおいしくなるのにコスパもいい

焙煎を自宅で行うため、焙煎後のコーヒー豆よりも安価な価格帯で購入できます。1Kgの生豆を1000円前後で購入できるところもあるので、いろいろチェックしてみるといいかもしれませんね。

また、ショップの生豆は1杯あたり6gの生豆を使用した場合、コーヒー代が約13〜20円前後ですので、缶コーヒーを買うよりもお安くコーヒーを楽しめます。

 

おいしいコーヒー豆に出会うためにいろいろな銘柄を試してみるのも大事

コーヒー豆は本当にたくさんの種類があり、最初はどれを選べばいいのか迷ってしまうことでしょう。

その場合は、まずは無難なもの、スタンダードな銘柄を一つ選んでみることをおすすめします。

 

そしていくつか試していくうちに、「あ、私の好みの味はこっちよりもこっちだな!」ということがわかっていきます。

そうなれば、後はその味に近づけるために、店員さんに聞いたりネットショップに記載されている豆の特徴などを見て、近いものを選んでいくと、お気に入りの一つが見つかりますよ。

 

 

 

コーヒーの生豆の保存方法!湿度と温度の管理にワインセラーを使うのもアリ

ワインセラー

焙煎後のコーヒー豆に比べて保管方法が簡単と言いましたが、それでもある程度はしっかりと管理したほうが、風味や味を保ったまま美味しくコーヒーを味わえます。

 

特に夏場の管理方法は要チェックです。日本の夏は蒸し暑く高温になるため、なるべく高温多湿の場所を避けて(かといって乾燥しすぎな場所もよくないのですが)保管しましょう。

  • 湿度が60%前後の場所
  • 温度が20度以下の場所

 

この2点を意識して保管できればベストですが、なかなか毎回チェックするのも難しいですよね。

ですので、最低限は「日の当たらない風通しのよい場所」を探して保管してみましょう。

 

通気性のよい袋(お店によっては購入時に麻の袋に入れてくれるところもあり)に入れるといいですね。

また採れたての生豆をフレッシュな状態のまま保管したい場合は、密閉容器に入れて冷蔵庫に入れておくと、状態を保てます。

 

この時、冷蔵庫内の他の食品の臭いがついてしまってはせっかくのコーヒー豆が台無しになるので、ワインセラーを利用して温度と湿度を管理する方法もおすすめです。

ワインも飲まれる方は参考にしてみてください。

 

自宅でコーヒーを楽しむならこだわって生豆の購入から挑戦してみよう

 

自宅で焙煎したコーヒーを飲むことは、とても贅沢で幸せなひとときです。

 

生豆を選んで丁寧なハンドピックで不良豆を選別し、お好きな道具でじっくり焙煎していく。

焙煎中豆が爆ぜる音を耳で楽しみ、緑色から茶色、黒色に変化していく豆の様子を目で楽しむ。

このような過程を経て出来上がった焙煎豆は、世界で一つだけのオリジナルコーヒー豆です。

 

ご自宅で生豆を焙煎する楽しさを味わってみてください。

行列のできる香り高いコーヒーを毎月ご自宅で