おいしいコーヒーは憩いのひとときですが、自分で淹れるのは難しいって思っていませんか?
加えて、おいしいドリップコーヒーを飲むために喫茶店に入ろうと思っても入りにくい、お店が閉まってしまってがっかりという人もいます。
家でおいしいコーヒーはちょっとしたコツで飲むことができるんです。
家で飲むことができれば淹れたてを飲めるだけではなくて、お財布にも優しく一石二鳥。
今回は、手軽に飲めるおうちコーヒーの始め方ドリップコーヒーの入れ方に関して解説します。
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ドリップコーヒーとは?
ドリップコーヒーと聞いてあなたはどんなコーヒーを想像しますか?
意外とそう思っている方も多いです。
ドリップコーヒーとは挽いたコーヒー豆の上から熱湯を注いで入れたコーヒーの総称。
ドリッパーを使ってハンドドリップで入れたコーヒーも、コーヒーメーカーで入れたコーヒーも同じく「ドリップコーヒー」と呼ばれています。
最近ではコンビニのコーヒーも進化していて、おいしいドリップコーヒーを出してくれるところも多くなってきました。
特にセブンイレブンはコーヒー専門店にも負けないドリップコーヒーを100円で販売していることは有名ですね!
ハンドドリップで入れたコーヒーはコーヒーのアロマも広がり、入れている最中も幸せな気分になります。
お家でのコーヒーを楽しむならハンドドリップがおすすめですよ!
ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーの違い
エスプレッソコーヒーと聞くと、苦くて少量を楽しむイメージがありますよね?
ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーの大きな違いは入れ方の違いです。
よくコーヒー豆の種類が違うと勘違いしている人もいますが、コーヒー豆自体は同じものでも大丈夫。
深煎りの極細挽きのコーヒー豆を専用のマシンを使って入れるのがエスプレッソコーヒーなのです。
エスプレッソコーヒーは専用のエスプレッソマシンを使って高い圧力をかけ、沸騰したお湯の蒸気圧で約20秒~30秒という短時間でコーヒー豆のおいしい部分だけを抽出したコーヒー。
ドリップコーヒーとは全く違った入れ方なので抽出されるコーヒーの量も違います。
ドリップコーヒーは1杯に対してコーヒー豆約10gを使用して150cc程度抽出されるのですが、エスプレッソでは約7gのコーヒー豆に対して30cc程度の抽出量になります。
味の違いもエスプレッソコーヒーに慣れるまではとても苦くて濃い印象を受けてしまいます。
しかし、エスプレッソコーヒーはコーヒー豆自体のコクや旨味、苦みや酸味を充分に感じやすいコーヒーです。
ちなみにエスプレッソコーヒーは深煎りのコーヒー豆を使用しているので、カフェイン量はドリップコーヒーよりも少なめ。
苦みが強いので、カフェインも多いのかと思いきや驚きですね!
エスプレッソマシンはかなり高価なものが多いので、お家ではドリップコーヒー、お店ではエスプレッソコーヒーのように使い分けてみるのもいいかもしれませんね。
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ドリップコーヒーとインスタントコーヒーの違い
インスタントコーヒーは、粉や粒子をカップに入れてお湯を入れるだけでコーヒーが完成するとっても便利なもの。
お家でコーヒーを飲むときにほとんどの人が使っているインスタントコーヒーとドリップコーヒーはいったいどう違うのでしょうか?
インスタントコーヒーとは、ドリップされたコーヒーを凍結乾燥(フリーズドライ)や噴霧乾燥(スプレードライ)によって水分を抜いて乾燥させたもの。
抽出したコーヒーを一度顆粒や粉に加工しているので、どうしても風味は落ちてしまいます。
製造過程でどうしても酸化してしまうのでしょうがないですが、器具を使わずにサッとコーヒーを入れることができるので、重宝します。
カフェイン量に関しては、ドリップコーヒーもインスタントコーヒーも保有量に変わりはありません。
インスタントコーヒーは保管期限も長いので、急な来客の時にも対応できるようにどちらも準備しておくといいですね!
おいしいドリップコーヒーの作り方!厳選したコーヒー豆を使う
まずは、ドリップコーヒーを入れる前においしいコーヒー豆を買うコツです。
おいしいコーヒーを飲むためには高いコーヒー豆でなくても問題はありません。
コーヒー豆で販売されているものの選び方として、ペーパーフィルター用のすでに焙煎してあるコーヒー豆を買うのではなく焙煎直後のコーヒー豆の販売をしてくれるお店での購入がおすすめです。
コーヒー豆の風味や味は焙煎して時間が経過してしまうと風味が格段に落ちます。
そのため、購入をする場合は焙煎を購入直前にやってくれるお店で購入すると、豆の一番良い状態でコーヒーを飲むことが出来ます。
焙煎をして販売をするお店が近くにない場合は、焙煎やペーパーフィルター用に加工した日にちを見てなるべく近い日の商品を買うようにすると、焙煎後の豆の劣化を防ぐことが出来ます。
最近ではオンラインショップでも注文後に焙煎、すぐに発送してくれるお店もあるので利用してみてください。
おすすめのお店は「青海珈琲」というオンラインコーヒーショップ。
届けられた箱を開ける前からコーヒー豆の香りが漂ってくるほどです。
コーヒー豆の購入後の保存場所は、基本冷蔵庫がおすすめです。
なるべく空気が入らない状態の密閉袋かコーヒーキャニスターに入れて保存します。
一ヶ月以上になる場合は冷凍での保存がおすすめ。
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ドリップコーヒー初心者はこのコーヒー豆の購入のポイントと保存方法を失敗してしまうことで、おいしいコーヒーを入れることができる期間が短くなってしまうので注意が必要です。
安くてもおいしいコーヒーを飲むポイントはコーヒー豆の値段ではなく、焙煎後の時間と保存方法なのです。
ドリップコーヒーをおいしく作るコツとは? 道具や入れ方を紹介
- コーヒー豆(コーヒー粉)
- ミル(豆の場合)
- ペーパーフィルター
- ドリッパー
- サーバー
- 計量スプーン
- コーヒーカップ
ドリップコーヒー初心者がコーヒーを入れる際に、注意すべき点は2つあります。
まずは絶対に必要な道具として、ペーパーフィルター・ドリッパー・計量スプーンは購入することが大切です。
おいしいコーヒーを淹れるために一番重要なのはハンドドリップの工程です。
ドリップとは、フィルター用のコーヒー豆に熱湯を注ぎ、コーヒーの成分を抽出することを言います。
英語のdrop(雫)から意味が来ています。
このドリップの工程で重要なのは一定量の豆に対して、適量のお湯をゆっくり注ぎ、あくまで雫を集める形でコーヒーの成分を抽出することが大切なのです。
おいしいコーヒーを淹れるために、お湯や条件等が細かく書かれていることが多いですよね?
最初に気をつけるべきポイントは「どれくらいのコーヒー豆の分量に対して、どれくらいのお湯をゆっくり注ぐか」ということを知ることが大切です。
コーヒーの計量スプーンで取ることができる豆の量は約10g、注ぐお湯は130mlぐらいが理想です。
この分量で飲んでみて濃い味が好みか、薄い味が好みかで調整することでおいしいコーヒーを淹れる分量の目安が分かるようになります。
おいしいドリップコーヒーの入れ方、ゆっくりお湯を注ぐコツを詳しく解説します。
ドリップコーヒーのおいしい作り方はお湯の入れ方に注意
おいしいドリップコーヒーを作るにはお湯の入れ方も大切なポイントです。
喫茶店のコーヒーが美味しい理由はこの注ぎ方にもこだわっているからです。
ドリップコーヒー初心者の場合は道具が持っていない、お湯の分量がわかりにくいケトルで淹れる際にお湯の分量が間違ってしまうという失敗をしがちです。
そこでお家でドリップコーヒーを作る時におすすめしたいのは、計量カップです。
お湯を直接入れることができるタイプなら、カップにお湯を注ぐことで適量がわかります。
沸かす前に水の分量を測っておくことがおすすめです。
コーヒーケトルの代用品として日本茶を入れる急須は一回分が大体130~200mlぐらいの容積の物が多く、分量で間違えるリスクが減るのでおすすめですよ。
コーヒーを淹れるお湯の適切な温度は約90℃と言われていますが、温度計を使うほどではないので一回沸騰させた後のお湯で問題はありません。
最初にする作業は蒸らす作業なのですが、お湯をコーヒー豆を入れたドリッパーに注ぎ、珈琲豆が少し盛り上がってくる程度になったら、約30秒ほど待ちます。
そして、中心から渦を描くように、お湯を注いで淹れていきます。
淹れると同時に豆が盛り上がり、泡とコーヒーの香りが立ってくれば成功です。
注ぐお湯が細くなるように淹れるのがポイントです。
代用品の急須を使用すると簡単に注ぎやすくなります。
慣れてきたらお湯の温度に注意して、沸騰した後のお湯で淹れるようにするとよりおいしいコーヒーを淹れることが出来ます。
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おいしいドリップコーヒーをお家で簡単に!入れ方のポイント
ドリップコーヒー初心者がおいしいコーヒーを家で入れる際に失敗しがちなのはコーヒー豆の選び方や使用量の間違い、お湯の注ぎ方です。
おいしいドリップコーヒーを淹れるためには、淹れるために必要なコーヒー豆を選ぶことが大切です。
焙煎後ペーパーフィルター用に加工された時間が短いものを選ぶことです。
その段階をクリアした後、計量カップ一杯の豆に対して、130~150mlの一回沸騰させた後のお湯をゆっくり注ぎます。
中心から渦を描くように注ぎ、コーヒー豆が膨らみ、アロマの香りを漂わすようになれば最高です。
お家でドリップコーヒーを淹れるメリットは、淹れたてが飲めること、加えて何杯も好きな時に飲むことが出来ます。
ドリップコーヒーを淹れる作業もアロマの香りがするため、気分転換にもなります。