カフェや喫茶店に行くと、カフェラテをついついオーダーしてしまう方は多いですが、カフェラテに使われているミルクについてあなたは知っていますか?
老若男女に愛されるカフェラテの魅力とは一体どんな秘密が隠されているのでしょうか。
砂糖を加えていないのにまろやかな甘味が感じられ、コーヒーの香りやコクまでもが楽しめるカフェラテ。
そんなカフェラテの一番の魅力はスチームミルクのまろやかな味わいだと思います。
今回は、エスプレッソマシンで作るスチームミルクの美味しさの秘密を、徹底解明していこうと思います。
- カフェラテの美味しさはスチーミングされたミルクの中にある
- スチームミルクは蒸気で温められたミルク、フォームミルクはきめ細かな泡
- エスプレッソとミルクは相性抜群
- ラテアートにも美味しさの秘密があった
- カフェラテとカプチーノの違いはフォームミルクにあり
カフェラテの基礎知識!スチームミルクとフォームミルクの違いとは?エスプレッソマシンを使ったおすすめの作り方やコツ
カフェラテとは、エスプレッソマシンで抽出したエスプレッソと、スチーミングされたミルクをエスプレッソ1:ミルク4の割合で加えたコーヒーの飲み方です。
エスプレッソマシンでミルクをスチーミングする時、スチームミルクとフォームミルクと呼ばれる2種類のミルクを作ることができます。
カフェラテのふんわりとした口当たりの正体は、その2種類のミルクなのです。
エスプレッソマシンで作るスチームミルクとは?
スチームミルクとは、蒸気によって温められたミルクのことです。
温度は60~65℃がベストだとされています。
なぜなら、これより低いとミルク本来の甘みが発揮されず、逆にこれより高くなるとミルクの甘味が低下し、口当たりも悪くなってしまうからです。
エスプレッソマシンで作るフォームミルクとは?
フォームミルクとは、きめ細かな泡のことで、カフェラテの絵の部分です。
後で詳しくご紹介しますが、このふんわりとした口当たりのフォームミルクには大事な役割があります。
エスプレッソマシンを使ったスチームミルクの作り方
エスプレッソマシンには、蒸気(スチーム)を噴射するノズルが付いています。それをミルクに差し、きめ細かな泡を立てていきます。
スチームミルクを作る工程はたったの30秒ほどです。
しかしそんなわずかな時間のうちに、バリスタはそれぞれのノウハウと技術を駆使して美味しいカフェラテを淹れます。
そしてスチーミングの善し悪しがカフェラテの美味しさを左右するのです。
お家でスチームミルク・フォームミルクを使用したようなカフェラテを作れるネスカフェバリスタiとは?
お家でも本格的なカフェラテが楽しみたいという方はエスプレッソマシンの購入を考えるでしょうが、値段も高いですしサイズが大きいので置く場所を作るのも大変です。
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ラテアートにも意味がある!カフェラテのミルクにスチームミルクを使う理由と美味しさの秘密とは
カフェラテの美味しさの理由と秘密は、コーヒーとミルクの相性と、ミルクをスチーミングした時にできるフォームミルクにあります。
エスプレッソとミルクの相性の良さ
以前、コーヒーにミルクと砂糖を加える魅力について書いた記事でもご紹介しましたが、コーヒーの苦味を抑える働きをするのがミルクです。
その為、エスプレッソとミルクの相性は抜群。
苦味の強いエスプレッソにミルクを加えることで、エスプレッソの高い風味やコクを残したまま苦味だけを抑え、美味しいエスプレッソコーヒーを楽しむことができます。
スチームミルクとフォームミルクのエスプレッソコーヒーにもたらす効果とは?
温めたミルクを入れるだけでも十分エスプレッソを楽しめそうです。しかしより長く美味しいコーヒーを味わうためにはスチームミルクが欠かせません。
それは、空気に触れると風味が低下してしまうコーヒーですが、きめ細かなフォームミルク(泡)で蓋をすることで、風味をより長く楽しむことができるからです。
エスプレッソにラテアートを描く理由とは?
そして最後に、気分も上がるラテアートですが、ただ可愛いだけではありません。
コーヒーカップの中央にミルクを溜めて絵を描くことで、はじめにエスプレッソの香ばしさを感じ、その後にミルクのまろやかな甘みが口の中に広がる設計になっているのです。
ちなみに、カプチーノにもスチームミルクが使われています。
同じスチームミルクが入っているカフェラテとカプチーノですが、その味わいはちょっと違います。
エスプレッソとスチームミルク・フォームミルクで作るカフェラテとカプチーノの違いと味の特徴とは
カフェラテとカプチーノの違いはミルクの量です。
そしてカプチーノはミルクをスチーミングする時にフォームミルクの量を多めに作ります。
割合で詳しく説明すると下のようになります。
- カフェラテ エスプレッソ1:ミルク4(スチームミルク3~3.5:フォームミルク1~0.5)
カフェラテの場合は決まりがなく、カフェやバリスタによって多少の違いがあるのですが、だいたいこのような割合になっています。
- カプチーノ エスプレッソ1:スチームミルク1:フォームミルク1
カプチーノはこのように割合が明確に決まっています。
フォームミルクの量が多いことにより、カプチーノを耐熱グラスに注ぐと、エスプレッソとミルクの層を目で見て楽しめるのが特徴です。
味はというと、カプチーノの方がカフェラテよりも少しビターです。
少しだけ苦味の効いたコーヒーを飲みたい時や、ふわっふわのフォームミルクとエスプレッソの絶妙な香ばしい風味を味わいたい時は、カプチーノを選んでみてください。
また、少量のフォームミルクのみを使ったカフェマキアートは、カプチーノよりもビターな味わいになります。
マイルド カフェラテ ≪ カプチーノ ≪ カフェマキアート ビター
こんな感じです。
スチームミルクを使えばその時の気分に合わせた美味しいコーヒーが楽しめる
「コーヒーが飲みたい」と思っても、ビターなテイストがいいのか、まろやかなテイストがいいのか、その時々によって違うと思います。
エスプレッソマシンがあれば、好みに合わせたスチームミルクが作れ、カフェラテやカプチーノ、カフェマキアートなど、気分に合わせたコーヒーを楽しむことができます。
甘さを加えたい時はカプチーノにチョコレートソースをトッピングしてカフェモカ、カフェマキアートにキャラメルを加えればキャラメルマキアートなど、様々な楽しみ方ができます。
ミルクのスチーミングをマスターして、自分へのご褒美の一杯を淹れられると素敵ですね。